2012年10月31日

難聴について 意外と知られていない難聴の種類

「聞こえにくくなってきたな。難聴かな?」と思われる方は多くいらっしゃると思います。
この難聴ですが、種類があります。
難聴について 意外と知られていない難聴の種類
まず大きく分けて3つに分類されます。
1.伝音難聴・・・図の外耳~中耳の部分の障害によるもの。
2.感音難聴・・・図の内耳~聴神経の部分の障害によるもの。
3.混合難聴・・・図の伝音部、感音部両方にまたがる難聴。

この上記3つの難聴にはどういったものがあるのかをご紹介していきます。

まず伝音難聴です。
難聴の例
・外耳道狭窄・閉鎖
・鼓膜穿孔
・耳管狭窄
・耳小骨連鎖の異常
などがあげられます。
【伝音難聴の特徴】
補聴器などで物理的に音を大きくすることで明瞭に聞こえることが多いと言われています。
また治療による聴力の回復をはかることができる症状もあるそうです。

次に感音難聴についてです。
難聴の例
・メニエール病
・突発性難聴
・薬物による難聴
・音響性外傷による難聴(爆発音などの強大音により内耳の器官が破壊されたもの)
・騒音性難聴
【感音難聴の特徴】
内耳の聴細胞の変性や内リンパ液の変化など様々な原因によって起りますが、聴覚中枢経路の障害でも起こり伝音難聴と
比べると難聴の原因や症状が複雑です。
聴力レベルは70dB(デシベル)を超えることもあります。
語音弁別能(言葉を聞き分ける力)がおかされることが多く、語音明瞭度の正答率が100%に達しないことが多いそうです。


最後に混合性難聴についてです。
難聴の例
・老人性難聴

【混合性難聴の特徴】
感音難聴、伝音難聴が重なり、難聴の原因も両方にまたがったものです。
老人性難聴は聴覚経路のすべてに老化が始まり、伝音系では鼓膜や耳小骨の硬化、感音系では有毛細胞やラセン神経細胞の数の減少などがあります。
※この細胞は脳へ音を伝えるために必要な働きをしています。

今回、難聴の種類を一部書かせていただきましたが、耳鼻咽喉科での診察を受けていただけると幸いです。
ご自身の聴力について知っていくことと共に、どういった難聴なのかを知っていくことが大切になります。
当店では補聴器調整用に聴力を測定する防音室や、実際の生活の中でお試しいただける試聴器もご用意しております。
皆様のご来店心よりお待ちしております。

難聴について 意外と知られていない難聴の種類
当店では、ご予約いただけますとお待たせすることなく受付させていただきます。

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Posted by 補聴器専門店リオネットセンター豊橋 at 15:23│Comments(0)聞こえのために
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